2010年09月21日

Mizuki Shigeru Road

三連休を利用して鳥取県へ遊びに行きました。今回は自身初となる観光バスによるツアー旅行。旅行代理店のツアー内容を見ていると、格安のバスツアーが多く魅力的なものばかりです。国内経済のデフレが叫ばれる中、どんどんこうした格安プランが国内旅行にも浸透してきているのでしょうか。

今回の旅の目的は「ゲゲゲの女房」でTVドラマ化されて注目が集まる「水木しげるロード」と、秋の味覚といったところで鳥取県は境港市までの片道約270Kmをバスによる日帰りでのツアーとして参加しました。

午前7時に大阪梅田駅近くのターミナルへ集合し、大阪、兵庫、岡山と越えて鳥取県へと向かいます。早朝からの集合にかかわらず、結構な人数がこのバスツアーへ参加していました。ツアープラン的にも、平均年齢は高く、私たち30台半ばくらいでも年少の部類といった雰囲気です。

自らがドライバーとして運転することの無いバスツアーでは、飲酒ができてよいですね。朝っぱらからビール片手のお父さん連中がおり、中国道ではホロ酔い気分でウトウトしている姿もチラホラ。


ツアープランの中で最初の訪問スポットが鳥取県米子市にある「お菓子の寿城」。米子城をモチーフとしてデザインされた建物が付近一帯でも人目を惹きます。名前の通りお菓子屋さんを中心としたお土産屋さんです。
広い建物の中にはお土産として鳥取名産品がたくさん取り扱われており、お饅頭の製造工程を工場見学風に一部公開しています。そして何よりも観光客にとって嬉しいのが、取り扱っているお土産の大多数が試食可。しかも、ケチケチした様子の無い試食は実に太っ腹です。
お菓子の寿城

無料でお土産お菓子の魅力を伝える。昔からある無料試食の様子をみると、ちょうど昨年に書店で立ち読みをしたクリス・アンダーソン著の「フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略」という書籍を思い出しました。
フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略 / クリス・アンダーソン著
とりわけネットの世界では何でもかんでもコンテンツがタダ(無料)となっているこの流れは、果たしてこれから先もずっと成り立つのか?、個人的にはいささか疑問に感じる部分が残りつつも、「ドッグイヤー」と呼ばれるこのスピードに乗り遅れないようにしなければと感じた事をふと思い出しました。


再び観光バスを走らせ向かったのは、日本一の「がいな(大きい)」鬼太郎がお出迎えしてくれる境港の「大漁市場なかうら」。こちらでお待ちかねの昼食タイム。


昼食の目玉はなんと言ってもこちらの「かにトロ丼」。ズワイガニのカニ身とカニ味噌にトロロを加えて、酢飯が延ばしてあるお皿に載せて頂きます。カニが何よりも大好物な私にとっては期待が大き過ぎた事もあってか、質、量共に、若干物足りなさを感じたのは正直なところです。


こちらの鬼太郎石造、下からのアングルでの写真となってしまったので、分かり難いのですが、頭の上には目玉の親父が乗っかっています。その目玉の親父を含めた全高が7.7mとなり、重量は実に9.9t。鬼太郎の左手には松葉蟹が抱えられています。日本最大のカニの水揚げ量を誇る境港だけに、鬼太郎とのコラボレーションはテッパンです。


こちらはアニメ鬼太郎でもレギュラーで登場する「ねずみ男」の石造。鬼太郎とは違い、高さも一般的な人間とほぼ同じくらいの身長となっており、鬼太郎との扱われ方の差を感じます(笑)。ま、石造化されているだけでも立派なもんです。


再び観光バスへ乗り込み向かったのが今回の旅行のメイン、「水木しげるロード」。全長約800mの「水木しげるロード」のほぼ中間地点付近に駐車場スペースが用意されており、そこから左右に展開するロードを見学します。

観光地ゆえ、真っ先に探しておかなければならないトイレの場所。「水木しげるロード」では、ゲゲゲの鬼太郎の世界観を残した街造りを優先し、街全体が鬼太郎カラーとなっている為、トイレの場所などのガイド表示も全て統一されています。

男性トイレが「鬼太郎」で、女性トイレが「猫娘」。ここまでは何となく想像つきましたが、身障者、高齢者用トイレに「目玉のオヤジ」、そしてベビールームが「子泣きジジイ」をモチーフとしているのは何ともチャーミングです。


こちらは自販機横に設置された空き缶、ペットボトルの回収箱。ねこ娘が「ニャー!」と吼えている顔が目に焼きつきます。これはもう、ポイ捨てゼロになること間違いありません。


こちらは「水木しげる」ロード内にある「わかとりタクシー」さん。タクシーの提灯部分が見事に「目玉のおやじ」になっています。ここまでやると大したもんですね。
それもそのはず、過疎化が進む鳥取県の中で、地域活性が成功しているここ境港では、ゲゲゲの鬼太郎が観光のホープ的な存在。

総人口35,000人ほどの小さな港町の境港市。そこにこの「水木しげるロード」を目的とした観光が定着し、ここ毎年は年間で100万人越え、200万人近い観光客が来ているそうです。さらに今年春から放映されているドラマ「ゲゲゲの女房」の反響が大きく、今年度の観光客は300万人に到達しそうな勢いなんだとか。
日本全国にある過疎化の町にとっても明るい希望となることだと思います。


こちらは神戸ベーカリーで焼き上げられた「鬼太郎セット 7個入り」のパン。ゲゲゲの鬼太郎で登場する主要キャラクターをモチーフに焼き上げられた可愛らしいパンは、沢山の観光客が買い求めていました。


「水木しげるロード」を境港駅方面へ歩いていると、道沿いに多数のブロンズ像が並んでいます。こちらはその中の1つで個人的に大好きなキャラクター「塗り壁」。頼もしい壁の妖怪です。


そしてこちらも大人気キャラクターの1つ「ねこ娘」。怖い顔バージョンです。個人的にはおとなしくしている時の「ねこ娘」の方が良かったなー。


ゲゲゲの鬼太郎といえば、「目玉おやじ」。主役の鬼太郎を凌ぐほどの大人気キャラクターの「目玉おやじ」は、ブロンズ像ではなく、こちらの石造で登場。下からの水圧で目玉がぐるぐると動きます。よく考えてみると結構グロイ キャラクターですよね・・・。
この日の天気が良かったこともあって、子供たちがキャーキャー言いながら目玉をぐるぐると回していました。


沿道のソフトクリーム屋さんでは、鬼太郎にちなんだソフトクリームを販売。イカ墨と黒ゴマを入れて真っ黒にした「陰のソフトクリーム」、地元のサツマイモを入れて見た目も明るい発色をした「陽のソフトクリーム」、そしてそれらのミックスをした「鬼太郎ソフトクリーム」というラインナップ。
そして私が選んだのは・・・、この中のどれでもなく、別のお店で売っていた「日本海アイス」。塩味のアイスでした。写真撮るの忘れていました。


こちらも人気の妖怪キャラクター「一反もめん」をモチーフにしたイカ焼き。幼少の頃から「一反もんめ」と思い込んでいました。。。小さい頃の思い込みって怖いですね、何の疑問も無くそのまま覚えてしまっています。


観光スポット「妖怪神社」の奥には、知る人ぞ知る撮影スポットが用意されています。そちらで撮影したのがこちら。あらら、意外と大した撮影スポットじゃないです。


こちらも「妖怪神社」に飾られていた「御身体の目玉石」。ご利益をもらおうと観光客が毎日何人も撫で撫でするので、表面がいい感じにツルツルです。


「水木しげるロード」脇にある休憩スポット。街路灯が目玉おやじとなっています。

ツアーで割り当てられた「水木しげるロード」の観光時間が僅か1時間ということもあって、足早に観光しました。たださすがに、全長800mに渡って展示されている全ての観光スポットを観て周るには時間が短過ぎ。せっかく6時間もの長距離を移動してきたので、もっと観て周りたかったのがホンネです。


「水木しげるロード」がある境港には水産庁、海上保安庁の巡視船が停泊していました。ロードからすぐの目と鼻の先とも言えるこちらの場所は、海上保安部の巡視船基地となっており、こちらの写真は境港を定けい港とする水産庁の巡視艇「白嶺丸」。
白嶺丸 / 水産庁


そしてこちらは海上保安本部の「PL01 巡視船おき」。
PL01 巡視船おき / 第8管区海上保安本部

場所こそ違えど、尖閣諸島沖の日本領海内で起きた中国漁船衝突事件など、隣国諸国の不穏な動きが気になる今日この頃。こうした巡視船の活躍と乗組員の皆さんのご無事をお祈りするばかりです。

「水木しげるロード」を旅のメインスポットとしながらも、お恥ずかしいことに、ドラマ「ゲゲゲの女房」も、「水木しげる」という人物についても予備知識なしで訪れました。
帰ってからこれらキーワードについて知識を深めるべく調べてみると、「水木しげる先生」の生い立ちや、隻腕の苦労人生、先の大戦との関係など、壮絶な人生を垣間見ることができました。まだサラッとしか調べれていないので、追々時間を掛けて書籍などを読み漁ってみたいと思います。


「水木しげるロード」を後に、一路帰宅の途へとバスを走らせます。
向かった先は今回のプランで最終訪問スポットとなる「ひるぜん高原センター」。中国地方を代表するアウトドアスポットとしても有名な「蒜山」。以前から一度訪れてみたいなと思っていた場所です。
そんな蒜山に今回は今が旬の梨の食べ放題に参加。


制限時間30分で梨を食べ放題。てっきりもう皮を剥いた梨が用意されて、食べるだけかと思いきや、自分で皮を剥かねばなりません。しかも用意されたナイフがプラスチックナイフ。ム、ム・・・剥きにくい。。。
よく育った梨は、嬉しいことに水分たっぷり。そうそう沢山食べれるものではありませんでした。とはいえ、もったいない根性をむき出しで、2玉目の皮向きは超高速!写真で撮影しきれない程に超高速で剥いています。
(単に手ブレで撮影してしまっただけの様子です・・・)

とまあ、そんなこんなで慌しく過ぎ去った今回のツアーでしたが、1日たっぷりと旅行気分で7,000円台というのは、まぁまぁ納得の価格設定じゃないかと思います。欲を言えばもう少し「水木しげるロード」の探索時間を割いて欲しかったです。

それにしても境港市までは遠い。大阪からの日帰りはちょっとムリがあります。とにもかくにも一番お疲れだったのはバスの運転手さん。無事に安全運転で送り届けていただき、本当にお疲れ様でした。

今度はまた違ったツアーに参加してみたいです。

うーん、その前に涼しくなってきた事ですし、そろそろサバゲーにも行きたいですね。
Posted by ahahamaster at 17:15│Comments(2)
この記事へのコメント
こんにちは(*^o^*)  

今回は鳥取県の水木しげるさんWORLDへ旅行されたんですね。

TVでは見た事がありましたがほんの一部でした。

Ahahaさんはたくさんの写真を掲載されておりますのでTVよりもリアル感が十分に伝わり読んでいて自分も旅行に行った気分になりました♪

いつも素敵な写真と説明文に惚れ惚れします(*^o^*)  

またの日記を楽しみにしてますm(_ _)m
Posted by 鹿児島人 at 2010年09月22日 14:03
鹿児島人さん、こんにちは。
コメント有難うございます。

私は今回の観光スポットについて殆ど知らずに行きましたが、世間では結構注目を集めている様子で、想像していた以上に人が多かったです。

そして何よりもこの「水木しげる」という人物について深く知りたくなりました。

実際に訪れた場所だと「リアル」な親近感が沸いて、色々な角度からの調べ物が楽しくなります。次回訪れる際はもう少し余裕を持ったスケジュールで行きたいですね。
Posted by Lumino at 2010年09月22日 18:22
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