2008年06月23日

SOF Tactical Tourniquet

米軍では被弾によるLimb(肢、手足)の負傷や、更には致命傷になりかねない部位への被弾時において、生命の危機を少しでも改善する為に、新設計の止血帯:SOFTT(Special Operations Forces Tactical Tourniquet)の供給を順次開始しているそうです。

イラクやアフガンといった激戦地へ派遣されている兵隊を救うには、医師はもちろんの事、メディックが到着するまでの間においても、一刻を争う為、負傷現場レベルでの応急処置が大変重要との事で、米軍サイトのフォトギャラリーを見て回るとかなりの確率で兵隊さんの肩付近に止血帯が装着されているのが分かります。

米軍において採用されていたTourniquet(止血帯)は、CAT(Combat Application Tourniquet)を改良し、最新のSOFTTまでに3回の改良が施されてきたそうです。

先日Aggressorさんのブログに紹介されていたSOFTT(Special Operations Forces Tactical Tourniquet)を早速購入~。
タクティカル・ミリタリースタイル 止血帯 - AGGRESSOR GROUP

この手のアイテムは実際に使う機会が無い事を祈るばかりですが、派兵先の戦場ではそうもいかない事が多いのでしょうね・・・。

【参考アイテム】
米軍放出品アーモ缶EMDOM USA Blowout Medical BagTactical Tailor First ResponderEMS/EMT Paramedic ScissorsAggressorオリジナル・メディックパッチSOF Tactical Tourniquet

イラクやアフガンといった紛争地域だけでなく、平和がウリだった日本ですら、気の狂った輩に突如として凶行に巻き込まれる事すらあるくらいですから。


「ウナギ」みたいな写真になってしまいましたが・・・(^^; こちらが旧タイプの止血帯:CAT(Combat Application Tourniquet)の裏側からの写真です。貼付されているタグにはCAT(ネコ)のイラストが入っています。


USMC photo by: Cpl. Scott M. Biscuiti
MEU(Marine Expeditionary Unit)などを始めとした部隊が参加して行われた大規模な救護活動訓練の模様。負傷兵を治療中という設定で活躍する看護兵のダンプポーチの脇にはCAT(Combat Application Tourniquet)と思われる止血帯が確認できます。
また、MARPATのデイパックには更なる負傷兵を応急処置する為に、予備のCAT(Combat Application Tourniquet)が複数詰め込まれているようです。


USMC Photo by Cpl. Eric C. Schwartz
橋脚の検証作業を行う最中に起こり得る武装勢力からの攻撃を監視する為にイラク自治兵と共にライフルを携えて警戒に当たる海兵隊員。

左肩にはベルクロに包まれた止血帯が取り付けられています。飛び出している締め付け用のハンドルには特徴的な3本の溝がある事から恐らくCAT(Combat Application Tourniquet)じゃないかと思います。


USMC Photo by Sgt. Matt Epright
クェートのCamp Buehringで行われた負傷兵の救護演習の模様。


USMC Photo by Sgt. Zachary Dyer
C-4爆弾のセッティング中の海兵隊員。

と、実際の現場で使われている旧型の止血帯:CAT(Combat Application Tourniquet)の写真をご紹介してみました。一通り終わったところで、今回の投稿の本題となるSOFTT(Special Operations Forces Tactical Tourniquet)について触れてみたいと思います。

こちらがそのSOFTT(Special Operations Forces Tactical Tourniquet)です。
開発コンセプトからデザインまで一新された感のあるこのSOFTTでは、兵士自らがワンハンドで止血が出来るようデザインされ、確実な止血が行えるようになっています。

兵士が負傷し、生命の危機に直面するような実際の現場においては、止血時に用いる棒状となった木の枝などが、周辺に落ちていない事があるそうです。ホコリっぽい砂漠のような場所だと当然ですよね・・・。


再びこちらの写真はCAT(Combat Application Tourniquet)の使用例。
止血処置をする際には締め付け用のハンドルを回すのですが、この部分がCATだと樹脂製だった為に弱かったそうで、ポキッと折れるような事もあったそうです。



そしてこちらの写真はSOFTT(Special Operations Forces Tactical Tourniquet)の使用例。
急を要し、一刻を争う現場で「ハンドルの棒が折れちゃったよ~」ではシャレにならん!という事で、SOFTTでは航空機用アルミニウム製のハンドルにし、締め付けた後のロック時においても両端を硬質樹脂製のデルタリングで固定する仕様へと変更しています。

CATの写真はかなり沢山米軍サイトのフォトギャラリーにも掲載されているのですが、SOFTTはあまり無いようです。

USMC Photo by Cpl. Bryce Muhlenberg
”Operation Street Sweeper”=道路掃除中?の海兵隊員の写真。
ようやく見つけたこちらの写真にも止血帯が取り付けられています。取り付けられている黒い物体をよく見てみると、ベルト長の調整金具や、固定用デルタリングの三角形の形状からSOFTTと思われます。


上記2枚の写真はいずれもAGGRESSORさんのサイトから拝借しました。
こうやって同じような構図で並べて写真を撮ると分かり易いですね。
SOF Tactical Tourniquet 3rd Generation - Aggressor Group

とまぁ、いつもの如く記事内容のその殆どが、Aggressorさんのサイトに掲載されている事や、「SOFTT」をキーワードにGoogleで検索した際にヒットしたサイトで掲載されていた英文の説明文を要約したものとなって、かなりの手抜き記事ですね・・・^^;

色々とウンチクを書いてSOFTTやCAT弐関連する話題を綴ってみましたが、いずれにしても、文章だけを読むと、何やら大袈裟なツールに思えるのですが、平たく言ってしまえば「ベルトとペンのセット」です^^;

あってはならないのですが、ゲーム中は不意の事故や負傷で思わぬ大怪我をする事が考えられるので、単なるコレクターアイテムとしてだけでなく、1つくらいは持っていてもいいかもしれません。

かく言う私も、その昔、数年前にナイトゲームで半月板を割って1ヶ月入院した経験がありますから・・・^^;
今となっては笑い話で済ませる事ができますが、当時は笑えないネタでした。


次回は「EMS/EMT Paramedic Scissors」ネタを投稿しようと思います。
●過去の関連記事:EMS/EMT Paramedic Scissors
Posted by ahahamaster at 18:23│Comments(0)
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