2008年06月25日

Paramedic Scissors Black Blade

前回「N.A.R.P. Medic Pouch」の投稿の際に、救命救急関連のアイテムに特化したNARP(North American Rescue Products)の商品について若干触れました。NARは、サイトやPDFカタログのデザインのセンスだけでなく、どの商品も機能美が溢れています。お世辞抜きでカッチョイイです。
●過去の関連記事:N.A.R.P. Medic Pouch

そのNARの商品に触れるキッカケとなったNARのハサミ(=NAR Trauma Shears)ですが、改めて写真を見直してみるとやっぱりカッチョイイ・・・。
NAR Trauma Shears - North American Rescue
黒の取っ手に、漆黒のブレード・・・。サムホールにはNARのエンブレムがプリントされているのがオシャレ~(萌

小型のNAR Trauma Shears 5 1/2"(≒14.0cm)にはNSNが”Pending”となっている一方で、中型のNAR Trauma Shears 7 1/4"(≒18.4cm)にのみNSNが割り振られています。(NSN#:6515-01-538-9276)

因みに、このNARのハサミの商品名ともなっている「TRAUMA」を英訳ツールサイトで検索すると、「外傷性傷害」という意味の単語だそうです。
また、「Shears」は「裁ちばさみ」という意味で、日常的に用いる「Scissors」=「ハサミ」よりも、救命救急処置における”衣服を断ち切る”意味合いが強く伝わるネーミングです。

この他、NARの商品群にはこのTrauma Shearsに関連した「Scissor Leash™」というアイテムがあります。「Leash」とは、「動物をつなぐ綱や鎖」という意味なので、平たく言えば「ハサミ用のランヤード」といったところですが、中々小粋なアイテムでイケてます。
Scissor Leash™ NSN#: 6515-01-540-7226 - North American Rescue


こちらは知り合いから譲って頂いたブラックブレードのEMS/EMT Paramedic Scissorsです。存在感のあるハサミです。
タクティカルなシーンではブレード部分がシルバーにキラキラ光るよりも、このように焼付け加工されたブラックブレードの方が雰囲気が出てイイ感じです。


一般的に出回っている緊急医療用ハサミと基本的な構成は変わりません。
このハサミの冠詞となっている「EMS」と「EMT」について翻訳ツールで訳してみると、それぞれ以下の通りとなりました。
 EMS(Emergency Medical Service):救急医療(班)
 EMT(Emergency Medical Technician):救命士
アメリカさんは、なんでもかんでも省略してネーミングする傾向があるので、その単語だけではサッパリ意味が分かりませんが、こうして調べてみると、よーく意味が分かります。


工作などで用いるハサミと違って、特徴的なのが、ハサミ全体が「くの字」に湾曲している点と、刃先が平たくなっている点、刃にギザギザの加工が施されている点の3点が特に異なる点だと思います。
これら独特なハサミの形状から、テコの原理を活用して分厚い衣服なども強力に断ち切る事が出来るようになっているそうです。


実際、私もその昔にこのParamedic Scissorsを使ってコインを切ってみたところ、本当に切れてしまいました・・・。もちろん、日本国内で日本通貨を切る事は違法なので、こちらの写真はスロット用のコインで試しています。


光の加減で分かり難いですが、一番手前がシルバーブレードのParamedic Scissorsで、残りの2つがブラックブレードのParamedic Scissorsです。

背景にあるパッチは「SEAL TEAM 5」のイラク派兵時のパッチだそうです。随分前に東京へ出張に行った際、エチゴヤさんで売られているのを発見し、そのデザインのカッコ良さに惹かれて購入しました。
このパッチのデザイン、どことなく先日「SOF Tactical Tourniquet」の際にご紹介した「TMS(Tactical Medical Solutions)」のロゴと似てるような・・・気がします。
Tactical Medical Solutions

このSeal Team Fiveのパッチ、結構レアなものなのでしょうか・・・、並んで売られていたその他パッチと比べても飛び抜けて高く、1枚5,000円もしました・・・。

”特殊部隊”という言葉に惹かれるミーハーな私ですが、このメジャーな「SEAL」という集団についての情報が少なかったので、早速Googleで検索!
【海軍特殊戦グループ1】
チーム1・・・極東アジアを除くアジア太平洋全域担当
チーム3・・・中東地域担当
チーム5・・・極東アジア担当(北朝鮮関連問題等で、韓国に駐留している。)
チーム7・・・アメリカ西海岸担当
SEAL輸送チーム1・・・ハワイ パールハーバーに拠点を置く。SDV(SEAL Delivery Vehicle SEAL専用小型潜水艦)専門部隊

【海軍特殊戦グループ2】
チーム2・・・ヨーロッパ、地中海担当
チーム4・・・アメリカ本土担当
チーム8・・・アフリカ、地中海担当
チーム10・・・アメリカ東海岸担当
SEAL輸送チーム2・・・SDV(SEALs Delivery Vehicle SEAL専用小型潜水艦)専門部隊。
チーム6は現在対テロ特殊部隊DEVGRUとして独立している。チーム9は欠番である。

早速引っ掛かったWikiでは上記のように各チームが存在するとの記載がありました。Wikiからの情報が必ずしも正しいわけでは無いのでしょうけれども、こうやってみてみると、一言で「SEAL」と言っても、結構沢山のチームから構成されているようです。
この記載からすると、私の持つTEAM 5のパッチは「極東アジア担当」という事になるようです。
Navy Seals - ja Wikipedia

Seal Team 5の写真が無いかな~とGoogle Image検索で探したところ、それらしき記載と共に掲載されていた写真が1枚ヒットしました。

Photo courtesy of U.S. Navy
アラスカで訓練中のSEAL TEAM 5のメンバーだそうです。結構古い写真のようです。


たかがハサミ・・・ですが、調べてみるとハサミの世界もハサミなりに奥が深いようで・・・(うーん、意味がよく分からん^^;)
ミリタリーから話題を少し離れ、実際の医療業界では、鋏(ハサミ)の事を正式には「剪刀(せんとう)」と呼ぶそうです。
伝統の切れ味 和洋裁はさみの美鈴ストア


Eagleのアドミンを背景に撮影。黒く、美しく光るブレードのセンターには強化用リブが施されています。この畝(うね)のようになった膨らみが、さながら腕の筋肉のようにも見えてきます。(←こうなるとダイブ重症ですね・・・)


全長16cmの小型モデルと、全長19cmの中型モデルの2種類が一般的に流通しているようです。
写真中の3本いずれのParamedic Scissorsもパキスタン製となっています。聞くところによると、パキスタン製のハサミは廉価で高品質なんだそうです。
Posted by ahahamaster at 14:39│Comments(2)
この記事へのコメント
自分はSEALS装備目指して少しづつ物を揃えていってますがこれはあった方がいいよってものはありますかね?とりあえず自分の所持品を言いますと
ウットランドの迷彩パンツとTEAM3のプリントがされたTシャツがあります
次に手を出そうと思うのはベストやプレートキャリア系なんですが
いまいち見つかってません・・・・
Posted by エイブラムス at 2008年06月26日 21:21
エイブラムスさん、こんにちは。

あった方がいいものですか・・・。うーん、難しいですね・・・^^;

この部隊にはコレはマストアイテム!となりがちな軍隊モノについては、私自身知識が未熟なので、何とも言えません。

装備類を着る時に、自分がいつも気にしている点という意味で言えば、なるべく小さなアイテムほど、自分なりのコダワリと理屈付けで選ぶようにしています。もちろん、自分のスタイルに似合うかどうかというのもあるので・・・。

基本的に私の場合は、ご覧の通り、実在する部隊や隊員の服装そのままを再現していないので、選ぶモノについても自分が気に入ったものを適当に付けているだけです。
そういう点では、何でもかんでも「PMC」という言葉でまとめられるのは楽チンです^^

ミリフォトなんかでSEALのスレッドが沢山立ち上がっているので、その辺の写真を参考にされるのが一番早いと思いますよ。

ゴメンなさい、全然参考にならない返答になってしまって・・・^^;
Posted by Lumino at 2008年06月27日 12:34
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