2008年08月22日

BAE Systems Warrior Mid-Cut


2008年U.S. Shot Showにおいて、BAE Systems社のブースで発表されたWarrior HelmetのMid-Cutタイプ。
カラーはFoliage Green/Ranger Green。
MICH (Modular Integrated Communication Headset)、SFCTB (Special Forces Communications System)対応のTC-2002準拠したデザインの特殊部隊ヘルメットです。このヘルメットの製造自体はBAE Systems社の傘下にあるArmor Holdings Inc.系列となるSDS社が生産を行っているようです。その為、”Warrior”の名称が付いているのでしょうか。
BAE Systems
BAE MICH ACH WARRIER ハイカット ヘルメット TC-2001USSOCOM - Gamish

毎年最速でU.S. SHOT SHOWの写真レポートをアップしているSMGLEE氏のフォトレポートでも確認できます。
SMG Lee's Photo Tour of the Shot Show 2008 - Page 3 - Military Photos


Photo: Military Blog / Military Collection
ちなみに、ミリブロさんのショットショーレポートでも、このBAE Systems社のヘルメットがチラっと写っていました。
米国ショットショー秘蔵写真集 Vol.2 - Military Collection
US SHOT SHOW 2008 Vol.3 - ミリブロNews



Bash Market in アキバの前日 - ミリブロNews
MICHの2000、2001、2002の形状の違いが良く分からないと思って調べてみたところ、ミリブロさんところの写真にちょうど良い比較がありました。

向かって左から2000、2002、2001となるようで、耳の部分の捲くれ上がり具合が大きな見分け方の特徴の1つだそうです。
うーん、何度見ても2000と2002の違いが一目見ただけでは、分かり難いですね。2000が1段階のみの切れ込みとなっているのに対して、2002は2段階で切れ込みがされているのが見分け方になりそうです。その点、2001は大きく耳の部分がカットされているので、分かり易いですね。

と、2001の見分け方に安心しているのも束の間、GentexのHalf-Cutや戦車乗りのヘータイさんが被っているヘルメットなんかも中々よく似てる・・・。これについてはまたの機会に持ち越したいと思います^^;


BAE Systemsとは、防衛産業世界の売上で世界第3位とも言われる欧州最大かつ世界有数の防衛航空宇宙企業。
英ブリティッシュ・エアロスペース社 (BAe) が組織改変によって設立されたそうです。
企業体系としてはコングロマリットを形成し、傘下には多くの専門企業が名を連ねているそうです。
コングロマリット(企業複合体)といえば、ELCANの時にも出てきたキーワード。カナダのオプティクスメーカー:ELCANの母体企業であるRaytheonのようなもんでしょうか。
BAEシステムズ - ja Wikipedia
●過去の関連記事:ELCAN Specter DR


NorotosのNVマウントはワンホールとなっているのが分かります。
このBAE Systemsのヘルメットは、とりわけ陸軍Rangerでの使用が確認されているそうです。
実際の着用に当たっては、PELETOR、SORDIN、MSA、TCI等のイヤーマフタイプのMICHコミュニケーションヘッドセットとの併用を前提とする為、普段よりワンサイズ上のを選択する事を推奨しているそうです。


取り付けられているNVマウントはAN/PVS-7A/7C/15/18に対応。ヘッド部分はPVS14用に換装しているようです。


マウントの調整は、1番のプッシュボタンを押下する事でメインアームにおける上下のスイングがリリースされます。2番のレバーを押し下げることで、NV装着時における前後の調整をします。3番の調節ネジによって上下の調整を行います。


何だかこれだけでは意味が分かりませんね・・・。ただの黒い物体です。
とは言え、素材はチタンで出来ている為、貴重なパーツとなるようです。


右側にあるツマミを回すことでNV装着時の角度を調節できるそうです。
NVマウントだけを見ててもツマらないですね・・・^^;


お次はヘルメットの中身です。
中身もフルチューンしています。Gentex製のヘルメットカスタム専用のクッション材が敷き詰められ、頭頂部にはメッシュが特徴的な汗対策用のクールエイドのヘルメット・インサートが施されるという気の利いたカスタムがなされています。
Gentex Corporation
COOL-AID™ PASGT COMBAT HELMET COOLING INSERT


オレンジのタグはMedical Informationとなっていて、名前やIDを記入し、緊急時や有事の際に使用するようです。
ミドリ系、ブラウン系、クロ系といった暗く、トーンの低い色味が多いミリタリー装備類の中において、こうした発色の強いオレンジなどは、カラーバランス的にも良いアクセントとなってオシャレですね。
もっとも必要に迫られてのアイテムなので、オシャレかどうかは、このアイテムを考えた本人は考えた事すらないでしょうけど・・・^^;


顎紐(あごひも)はHead-Locのカスタム・チンストラップに取り替えられています。
装着時はアジャスト部分をストラップに沿って引っ張るだけで長さの調整を行う事が出来るため、非常に便利なアイテム。

ヘルメット装着時、後頭部でのストラップ形状が「X」と「H」のパターンがある内の、こちらのHead-Locは「X」タイプとなるようです。
ACH Head-Loc™ Retention System H-Nape
ACH Head-Loc™ Retention System X-Nape


U.S. Marine Corps photo by Cpl. Seth Maggard
イラク西部の都市Rawahのとある村で、地元漁師に生体認証スキャンを行う米軍兵。この連隊では、イラクAnbar地方におけるウォーターボーン・オペレーションに励み、反米勢力への抑止や、治安の向上、国勢調査の更新などもこなしています。
Iraqi Rawah - Google Map
Iraqi Anbar - en Wikipedia

この写真の米兵が被っているヘルメットはMICH2002らしきラインが出ています。後頭部付近には背面に向けたストロボライト装着用のマウントが装着されているようです。


U.S. Marine Corps photo by Cpl. Seth Maggard
先程の写真の続き。Watah Peninsula(という場所?)からパトロール用ボートを使って離れるシーン。
”モヒカン”で繋がった後頭部のマウントにはAdvnture Lightが装着されているのが分かります。
Adventure Lights
Posted by ahahamaster at 18:50│Comments(0)
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