2012年07月27日

First Spear Strandhögg Vest


持ち合わせている装備の刷新計画を図ろう!ということで、最近装備メーカー各社からリリースされたものを幾つか物色中です。

その中でちょっと気になっていたのがこちら、新進気鋭のメーカー、First Spear の Strandhögg SAPI Cut Plate Carrierです。

一風変わったこのプレートキャリアの名前は、古代「ノルド語」のバイキングが実際におこなっていた急襲作戦に由来しているそうです。「ノルド語」とは、8-14世紀の時代、スカンジナビア半島などで、使われていた言語で、今のスカンジナビア語に通じるらしく、古代ゲルマン語を起源としているそうです。

背景にグラデーションの矩形を入れいているのは、何を隠そう・・・照明が左から入り込んでいた為・・・です。室内での撮影、苦手です。


「最初の一突き」、ファースト・スピアーの製品を手にして見るのは文字通りこれが初めて。パッと見た感じでも既に斬新な造りが随所で目に付きます。


US SOCOM が近い将来に目指す技術として掲げている中にも、「軽量化」というものが大々的に取り上げられているようですが、最近リリースされている装備の特色はまさにこれに準じたもので進められている気がします。

携行するハイテクの電子デバイスが多くなってきて、どんどん荷重が高まれば、限りある兵士の体力を考慮すると
出来る限りの軽量化を図っておきたい・・・なーんてことが背景にあるんだろうなーと推測。


それにしてもやっぱりMulticamはカッチョエエなーとシミジミ見詰めています。。。

Multicamの後にもナンダカンダと色んな迷彩がデビューしていますが、やっぱりコレが一番。今のところズドンと心に響くのがあまり無いんです。あ、忘れてた!1つあります、最近気になる迷彩が。これについてはまた手に入れてから掲載してみようっと!


最も何じゃコリャ!? な部分はこちら、「Patent Pending」となっているFirst Spearの「Tubes™」。


クイックリリースを実現しながらも、しっかりとホールドできるような仕組みとなっています。シンプルな構造というのがいいですね。


プレキャリの着脱時にはサイドのカマーをベリベリとベルクロを剥がさなければなりませんでしたが、Strandhögg VestではTubesのお陰でスマートにおこなえます。


Tubesに付属のパラコードを垂直に引っ張り、ロック機構を解除して斜めにずらす要領で滑らします。


何度か試してみる中で解除がスムーズだったのがこちらの矢印にあるような力の入れ方です。ちょうど逆方向に交差するような力加減をすると、スパっと滑ります。


上方向でも、下方向でもどちらからでも解除できますし、逆に挿入することもできます。


こちらも同じ要領。


確かに画期的ですが、ただ万能なわけではなくロック機構部分が割れたりすると使い物になりません。でもそれを言い出すと全てのアイテムみんな一緒か・・・。


で、Tubesを解除するとこんな感じに解体できます。体と接する面はメッシュ生地が使われているので発汗時でも快適になっています。

ちなみにこれでLサイズ。一般的なプレキャリと比べても小ぶりな造りです。プレートがLサイズに対応しているのですが、後述のポケット・アタッチメント・システムでも触れますが、切り込み部からプレートの表面が剥き出しになるんですねー。ん?! インサートの仕方が間違えているのか?!よく分かりません。


こちらは背面からの様子。なんだか虫みたい・・・です。

ベスト内部のファブリックを外せるところまで外して見てみると、恐らくこれレーザーカッターで裁断しているようです。もしそうであれば、結構な金額を投じてこの様式での製造をしていることになるかも・・・しれません。


でウェスト部の調整はゴムひものテンションで成り立っています。いたってシンプルな構造。


こちらも特徴的なポーチのアタッチメントシステム。従来のようなマリスクリップなどを必要とせず、ベルクロの吸着力を利用して取り付けします。
オス・メスの接着面積を増やし、且つ抜け難くするためにベロ部分は台形になっているのがわかります。


一方のベスト裏側はというと、一面Velcroのメス生地が貼り付けられています。


取り付けは結構コツが要るというか、慣れるのに時間が掛かりました。
普通に切り込みへ挿入しようとしても、あちらこちらに引っ掛かってしまい、うまくいきません。


オスのフックがある方を半分に折り畳んでベスト本体の切り込みへ通すと、半分の大きさでフックが邪魔しなくなります。そして更にベストの内部から片手を突っ込んで引っ張るとやり易いです。


9mm対応のカイデックス・マガジンですが、こちらも専用のアタッチメントシステム。
ゴムひものテンションで固定をサポートしますが、このゴムひもはアタッチメントの際にベルクロと共に固定しておく必要があります。


こんな感じです。
ベルクロにゴムひもを通すのを忘れていると、ゴムひもだけがスポッと抜けてしまいます。


とまあ、この他にもあまりお見掛けすることの無い部材が随所に使われており、新進気鋭のメーカーらしい意欲作だなーと感じます。軽量ですし、スタイルも自分好みですが、1点気になるのは切り込み部分の強度。
ビリビリと破れそうな気がします。切り込み部分の両サイドに補強などしていないところをみれば、500Denierでも大丈夫との判断なのかもしれませんが、イレギュラーな負荷が掛かったときにどうなるんだろう・・・と想像してしまいます。

ただそれにしても、面白いアイデアがふんだんに使われており、「コレってどういう使い道なんだろう・・・」とパーツを手にしては想像力を描き立てられました。


これ以外で随分と散財しているのですが、どれもこれも共通するキーワードが「マルチカム」。ホント、今更ながらのマイブームです。
こちらはG-Codeホルスターをレッグホルスターとしてつかうものですが、表面がMulticamのファブリックでコーティングされています。


でもこれって、こうしてホルスターを取り付けてしまえば、Multicamであろうが無かろうが関係ありません・・・、だって見えないんだもん。

Posted by ahahamaster at 18:51│Comments(2)
この記事へのコメント
カバーがなくロック部分が露出しているのが少し気になりますが、仰向けで外す際に装着者の体重や装備の関係でリリースワイヤーを引き抜きにくくなったりしないようですし、治療という面で見ると他社のクイックリリース機能を持つプレートキャリアより優れている感じですね。
カマーバンドが脇のプレートが入れるポケットが無いようですが、必要に応じてプレート用ポーチを付ければ良いという考えなのでしょうか?
Posted by 三月兎 at 2012年08月05日 23:34
三月兎さん、こんばんは。
コメント有難うございます。返信がすっかり遅くなってしまい、申し訳ございません。

はい、カマーバンドですがサイドSAPIが入るような仕組みになっているので、サイドプレート用のポーチは特に必要ありません。

まだまだ発展途中な感じもするFirst Spearのアーマーですが、斬新なのでみていて面白かったです。次はどんなのが出てくるのか楽しみです。
Posted by Lumino at 2012年09月18日 19:45
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