2012年08月06日

Maizuru Naval District

絶好の夏日が続き、夏大好きな私にとっては毎日出掛けたくてウズウズしています。そんなわけでこの週末、舞鶴に行ってきました。本当の目的は海水浴だったはずですが、「舞鶴」といえば旧海軍の舞鶴鎮守府、現在の海上自衛隊基地が有名と言うことで、気が付けば足が基地の方向へ向いてしまい、ドップリ「海軍漬け」の見学ツアーとなりました・・・汗

朝一で大阪市内から車を走らせること 3時間。この季節の週末はやはり誰も考えることは同じで、海へ向かう道は軒並みの渋滞です。そうか・・・よくよく考えれば学生や子供はもう夏休み。いいですねー、まとまった休みがあるというのは。大人になって思いますが、じっくりと何かに取り組める時間は本当に貴重です。若い時に色んなことを体験することが本当に重要だと言うことを痛感するのは、それから何年も経ってからなんですねー。


まず向かったのはこちら、海軍記念館。敷地内には、国旗「日章旗」と海将旗が掲揚されていました。夏の暑い日ざしを体に受けるこの季節、こういう光景を目にすると「あー、もうそろそろ終戦記念日だ」とか「広島、長崎の原爆の日だ」と思い出されます。

ちなみに、旗繋がりで「日の丸」とは通称で、日本の国旗は正式には「日章旗」と呼ぶそうです。内閣府のホームページの「国旗及び国歌に関する法律」(平成11年法律第127号)によると、「国旗は、日章旗とする」と明記され、白地に赤丸のいわゆる「日の丸」が掲載されています。意外と知らないですよね、これ。赤丸の「日章」も赤色ではなく、「紅色」と記されています。


砲弾を模したオブジェによって芝生の地がぐるちと囲まれています。


ちなみにこちらがゲートでの様子。海軍記念館の他に、「システム通信体群 舞鶴システム通信隊」「近畿中部防衛局 舞鶴防衛事務所」「第四術科学校」が掲げられています。


海軍記念館前での記念撮影。館内展示物の撮影は禁止されているので、ここでパシャリと。


海軍記念館の「大講堂」。敗戦後は米軍により接収され、ダンスホールとして用いられたそうです。

前回、広島・呉を訪れていますが、さすがに呉は大きかったです。資料の数も施設も舞鶴と比べると随分規模が大きかったと改めて感じます。

さて、続いて向かったのは「海軍ゆかりの港めぐり 遊覧コース」。赤れんが博物館近くにある遊覧船のりばから1周約30分の湾内ツアーが催されています。料金は1人あたり1,000円。遊覧中は、海上自衛隊を退役した方がマイクでガイダンスしてくれます。せっかく舞鶴に来るのであれば、これを見逃す手はありません。


さて、お天道様も絶好の笑顔を出しているので、湾内の様子は「これでもか!」と言わんばかりの眩い光景が広がります。


出航して間も無く、赤レンガ造りの建物の様子を横目に、停泊中の様々な艦艇を目にすることができます。


こちらは除籍となった「ゆら型輸送艦」の2番艦 LSU-4172「のと」。スクラップ待ちとなっているので、マーキングもすっかり無くなっています。艦首にあるバウドアを開き、輸送してきた車輌などの物資をビーチングさせるそうですが、中から戦闘車両なんか出てくる様子を妄想すると、気分は上陸用舟艇!? と、勝手に想像・・・。


MSC-675 「うわじま型」の掃海艇「まえじま」と、MSC-618 「すがしま型」 掃海艇「すがしま」。「MSC」は「Mine Sweeper Coastal」の略。掃海艇は機雷の除去をおこなう為、機雷が反応しないよう木や繊維強化プラスチック(FRP)などが使われます。


すがしま、まえじま の艦尾の様子。湾内の風にたなびく自衛艦旗がカッチョイイですねー。


AMS-4301 多用途支援艦 「ひうち」と、AOE-425 補給艦 「ましゅう」。


全長221m、基準排水量13,500tの巨体を持つ補給艦「ましゅう」を横に見ながら遊覧フェリーは奥へ進みます。


補給艦「ましゅう」の奥にも、まだまだ多数の艦艇が停泊中の様子が見えます。この遊覧フェリーはアタリです!いっぱい写真撮るぞー!!と気合を入れ直しながら、この絶景を目に焼き付けるのでした。


呉に行ったときは、アイ・エイチ・アイ マリンユナイテッドの造船工場がありましたが、舞鶴ではユニバーサル造船のドックが併設されています。写真のビビッドなオレンジが印象的な大型の船は外国企業からの受注によるものだそうで、近々就役するそうです。北海方面でその勇姿を見ることができるようになるらしいです。
そして奥にある、こんもりと盛り上がった森には、防衛用に旧海軍の砲台が1門設置されていた場所だそうです。


旧海軍当時、写真奥にある紅白の煙突があるあたりに火薬工場があったそうです。


舞鶴の地名にもある「つる」をイメージした「舞鶴クレインブリッジ」。ケーブルは羽をイメージして造られています。ちょうどこの橋の右横には、後ほど観光予定の「舞鶴引揚記念館」があります。


こちらは遊覧フェリーから臨む海上自衛隊 第23航空隊基地の様子。かまぼこ型格納庫と管制塔が目印。こちらも後ほど観光予定。


ユニバーサル造船のドック付近の様子。どこの何と言う部品になるのか、さっぱり分かりませんが材料らしい部材が並べられていました。


大型のタンカーも受け入れられます。


ガイドさんによると、こちらの「No.2」と記されたドックには、現在 海上自衛隊の護衛艦「あさぎり」(JS Asagiri, DD-151,TV-3516)が入渠しているんだそうです。海自の艦艇は、車の車検のように4年に1度こうしたメンテナンスを実施しているんだそうです。


舞鶴は入り組んだ湾となり、外洋からの侵略の際に敵艦艇の通過を許さない狭小な水路となっています。呉にしても舞鶴にしても、天然の要塞とも言える地理的アドバンテージのお陰で、海軍の要衝として栄えた歴史があります。


油船 YO 31、YO 38、水船 YW-23。「Y」は「Yard」で、その後ろに続く「O」と「W」は「Oil」と「Water」から由来しているようです。


補給艦や輸送艦、護衛艦といった艦をみた後だと、全長 40mそこそこの船は大きく感じません。


こちらは曳船 YT-94 。


ミサイル艇 PG-828 「うみたか」と、奥にあるのは PG-824 「はやぶさ」。


北朝鮮の不審船など、きな臭い日本海沿岸での哨戒、対艦攻撃を主務に建造された「はやぶさ」級のミサイル艇。最大速力44kt、時速換算で80キロオーバーで洋上を疾走するこの艦艇は、高速で逃走を図る不審船を阻止するため、過去の教訓を具備した特殊装置「ウォータージェット推進装置」や、主要兵装に62口径76ミリ速射砲1門と艦対艦ミサイルシステム一式といった船対能力が付加されています。


護衛艦 「みねゆき」 (JS Mineyuki, DD-124) 。全長130m。
その更に奥にも同じような護衛艦らしき姿がありますが、艦番号が見えないので分かりません。

































































































Posted by ahahamaster at 17:05│Comments(1)
この記事へのコメント
初コメントになります。
舞鶴はオイラの出身地であります!
懐かしい光景に思わず・・・
自衛隊桟橋も見学できますが、見学はされましたか?
護衛艦が列ぶ桟橋は見慣れた光景とはいえ、久々に帰省した時などはやはり壮観ですね!
Posted by ししまる at 2012年08月10日 10:25
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