2008年12月22日

Vanaras AN/PEQ-15 ATPIAL

一年の〆になるこの季節、毎年恒例の「今年の漢字」が発表されました。2008年は「変」。
「Yes! We can!」が耳に残る次期アメリカ大統領バラク・オバマ氏の掲げる「Change(=変革)」を始め、この一年で「変」という漢字をイメージする出来事が多かったんだと思います。

個人的にこの一年を漢字一文字で表すと、「悩」です。様々な思いで悩み、その悩みを解消すべく、考え、行動したそんな一年だったとように思えます。現在進行形でその悩みが未解決な部分が多く残ったまま年を越しそうです・・・^^;


さて、表題の件ですが、巷で話題(?!)のVanaras製 AN/PEQ-15 ATPIAL バッテリーケースを購入しました。
Vanaras AN/PEQ-15 ATPIAL

「PEQ15のバッテリーケースどこかから出てこないかな~」と思っていた矢先に、海外のエアソフトフォーラムで、とある海外メーカーが開発途中の写真がアップされているのを発見し、この日が来るのが待ち遠しくて仕方ありませんでした。

夏くらいだったでしょうか、当時見ていた写真は、モックアップのものから製品化されるまでの経過をアップしていましたが、その出来栄えは、米軍サイトのフォトギャラリーでよく目にしていたPEQ15と見比べてもかなり精巧に再現しようとしている雰囲気がありました。
今思えば、その写真がこのVanarasというメーカーのものだったようです。

メーカー・デフォルトでもかなりいい感じに仕上がっているのですが、せっかくなのでもっとエェ~感じにしてやろう!という事で、ちょっとした小細工をやってみました。

といっても、そこはワタクシ、この手の小細工を思い付きはするものの、実際の作業は大の苦手・・・^^;
なので、ガキの頃からガンプラなどのプラモで鍛えた技術をお持ちの友人に丸投げでお任せしましたw


ちょうどこの前、ミリブロを見ていると、VOLKさんのブログでこのレプリカPEQ-15をリアルにカスタムするという記事が投稿されていたので、そちらを参考にさせて頂きました。
レプリカPEQ/15 - Volk Tactical Gear Blog
上記写真の上にあるPEQ-15がカスタム後で、下のものがカスタム前です。部屋の中で撮った写真なので全体的に暗くなってしまい、その違いがよく分かり難いかもしれません。


最大の違いというか、コダワリ箇所は本体上部に設置されたラバー状のメインスイッチです。デフォルトでは若干窪んだ箇所がフラットで全体と差異が無く、プラっぽさが出てしまっています。
この部分にラバーを接着させて質感の違いを演出しています。

現物を見たわけじゃないので、何とも言えないのですが、ヘータイさん達が持っているPEQ-15を見ると、このスイッチ部分が山形(やまなり)にコンモリと盛り上がっているので、その形状を再現する為に、直径の異なる2枚のラバーを重ねて貼り付けています。

Vanaras製のものには同梱されていませんでしたが、リモートスイッチなんかも再現して取り付けてみたいです。コレ用になのかどうかは分かりませんが、ヤフオクでもInsight Technology 製のREMOTE CABLE SWITCH (P/N: ITP-053T-4)が出品されていたので、組み合わせてみるとソレっぽくなるのかな~なんて事も考えていますが、何せたかがスイッチなのに4万円!とヒジョーにお高いのでビックリでした。


本体ケースだけでなく、付属のステッカー類も中々に良い感じです。このステッカーの出来栄え次第で相当にその雰囲気が異なると思うので、これはアリガタイっす!

付属のステッカーは全体がTANのもの、BKベースにREDとYellowのもの、BKベースにGreenのものの3種類があり、どれを付けようか迷いました。


詳しい事は分かりませんが、厳密にはPEQ-15 ATPIALもいくつか生産による種類があるようです。(大きく分けて、1st Gen~3rd Genという分け方になるそうです)

今回の投稿に当たって、色々と自分なりに調べてみたのですが、更にこのステッカーの種類も実際には色んな組み合わせで使われているようなので、実際問題どれが正しいとかは、あまり関係ないのかな・・・と思うようになりました。(間違えていたらスイマセン)


BKの本体だと、クスませたり、使用感を出した塗装の具合や、ネジ止め・防水加工した雰囲気が分かり難いのでFDEの方を中心に個別で撮ってみました。


Vanarasのサイトや、各ショップさんの商品画像なんかで見掛ける写真だと、出力調整のメイン・セレクター部分に青色のビスが埋め込まれています。

聞いた話によると、この青色のビスは、出力調整する際に、高出力域に行かないよう制限を掛ける為のものだそうで、セレクター部分に付属させている場合、通常はトレーニングモードとして使っているという事になるそうです。

実戦ではこの写真のように右側のところへ装着させて使うんだそうです。


Photo by Sgt. Mike Pryor 2nd Brigade Combat Team, 82nd Airborne Division Public Affairs Office
イラクはバグダッドのAdhamiyah市で展開するアメリカ陸軍のヨーロッパ本部中隊他。

こちらの兵隊さんもPEQ-15を装着させています。Vanarasのものと世代の違いなのか何なのかは知りませんが、セレクター部分にビスがありません。

実物のAN/PEQ-15 ATPIALはというと、先にリリースされているAN/PEQ-2やAN/PAQ-4Cの後継モデルという位置付けで開発されたものだそうです。
IRイルミネーター、IRレーザー、可視レーザーの主要3機能を搭載したマニフォールドファンクションモデルで、最も流通したPEQ-2Aの全長から40%も大幅にサイズダウンを実現しています。

以下、実物AN/PEQ-15 ATPIALにおけるスペック表です。

【INSIGHT TECH AN/PEQ-15 ATPIAL Specification】
Dimensions: 4.6” L x 2.8”W x 1.6”H
Weight: 7.5 oz. w/Batteries
LED Output: >6 Hours in Dual High
Lithium Battery Power: 6V from One (123)
Waterproof: 6m for one hour

Visible Aim Laser:
- Output 4.0 mW
- Beam Divergence 0.5 mrad
- Wavelength 605-665 nm
- Range >25m

IR Aim Laser:
- Output Power LOW 600 µW
- Output Power HIGH 25mW
- Beam Divergence 0.5 mrad
- Wavelength 820-850 nm
- Range >600m (LOW), 2000m (HIGH)

IR Illuminator:
- Output Power LOW 3.5mW
- Output Power HIGH 30 mW
- Beam Divergence 1-105 mrad
- Wavelength 820-850 nm
- Range >2000m

ATP-000-A18 (Tan)
ATP-000-A22 (Black)

このAN/PEQ-15 ATPIALについては、毎年最速でU.S. Shot ShowのレポートをミリフォトへアップロードしてくれるSMGLee氏の投稿において、その細部の写真が掲載されているので、参考にして下さい。
Wanna see the ATPIAL...AN-PEQ15 - Military Photos Net


Photo courtesy of U.S. Army
イラク・サハ地区でイラク警察の開設に当たって警護を行う米軍兵。警護の甲斐空しく、警察署の開設は延期となったそうです。

この隊員が持つPEQ-15もVanarasがモデルアップしたものとは各部において異なります。


再びVanaras製のレプリカの写真。実物のPEQ-15 ATPIALでは、スイッチ類やネジ止め付近、照射口のカバーなど・・・細部をじっくりと見て回ると、本当に沢山のバリエーションがあるようです。

同じくステッカーも色んなパターンがあるようです。FDEの本体には写真のようなステッカーを選びましたが、たまたまなのか、私がコレクションしている米軍サイトから集めた写真にはこの組み合わせよりも、TANのステッカーを貼り付けているモデルが多いです。


INSIGHT TECHのサイトに行ってみると、FDEの本体にこのBKベースで赤と黄のアラートが印字されたステッカーがアップされていますが、出力調整のセレクター位置が、Vanaras製のものとは正反対の位置にあります。
ATPIAL (Advanced Target Pointer/ Illuminator/ Aiming Light) - INSIGHT TECH


正面に赤枠で囲った2つのチョボがありますが、こちらもちょっとした小細工を施して頂きました。この写真だと少し分かり難いかもしれませんが、固まると透明になる接着剤を流し込んでいます。

先程ご紹介しているSMGLee氏の写真を見ると分かるのですが、隙間がある箇所全てにおいて何か塗布された形跡があります。恐らく使用の特性上、ネジ止め剤や防水対策用の用途で使用しているものなんだと思いますが・・・。

そこまで再現しようとしてくれた友人に多謝!アリガトウゴザイマ~ス^^v


【参考記事】
Advancements in Aiming Light Technologies Allow Soldiers to “Own the Night - USASOC(United States Army Acquisition Support Center)
E17987G (AN/PEQ-15) Advanced Target Pointer Illuminator Aiming Light (ATPIAL) - Ordnance Marine Com
Insight AN/PEQ-15 (ATPIAL) SKU: [ATP-000-Axx] - Tactical Gear Store
Posted by ahahamaster at 20:06│Comments(2)
この記事へのコメント
すみません、ペック拝見させていただきました。大変カッコ良くて
自分も真似したいのですが、ラバーはどんなものをお使いですか?

もしよろしければ教えてください。飛び抜けてかっこいいです。
Posted by さる at 2013年12月14日 15:57
さるさん
このズンガラのPEQ-15には、ホームセンターで買ってきたラバーを貼り付けています。ただ最近出回っているパチPEQ-15だと最初からの仕様でラバーが付いているはずなので、そちらの方オススメです。
Posted by ahahamaster at 2014年02月14日 19:21
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